講座カリキュラム

【第1分野】「安否確認士」に求められるもの
「安否確認士」にふさわしい人とは、どのような人なのか? 「安否確認士」に求められる「物の見方」「価値観」「性格・性質」など、自己診断の指針を学習する。

§1-1「安否確認士」に求められるもの
§1-2 自己診断でわかる「安否確認士」に向いている人とは
【第1分野】「安否確認士」に求められるもの
【第2分野】異変への気づきと緊急対応の基礎知識
様々な異変に気づくには、日ごろからの見守りによって、対象となる独居者の正常な状態を把握しておかなくてはならない。そのための目のつけどころ、見るべき事柄について学習する。また、見守りの過程で緊急時に対応するための基礎知識を、一通り学習する。
§2-1 見守りによる「異変」への気づき
§2-2 独居者に対する「気づき」関連の基礎知識
§2-3 自殺を未然に防ぐ
§2-4 緊急対応の基礎知識
§2-5 緊急対応の実際
§2-6 緊急対応への備え
【第2分野】異変への気づきと緊急対応の基礎知識
【第3分野】高齢者の特徴への理解を深める基礎知識
高齢者にありがちな様々な特徴は、しばしば、それに対する無理解からトラブルを起こしてしまう。そのため、高齢者の特徴と、それを踏まえた適切な対応を学習する。また高齢者には、さまざまな持病を抱えたまま生活する人も多い。そうした人に対する心づかいや、応対の仕方、急激な症状の変化など緊急対応の基本を学習する。
§3-1 高齢者の特徴を知る
§3-2 高齢者の身体と病気(1)
§3-3 高齢者の身体と病気(2)
§3-4 高齢者の食事と運動
§3-5 生活機能の低下と「認知症」
【第3分野】高齢者の特徴への理解を深める基礎知識
【第4分野】高齢者・独居者の快適な住居の基礎知識
高齢者や独居者が「快適」な毎日を過ごすことができる住居(アパート)の基本的な条件を、「福祉住環境コーディネ―ター資格試験」を参考にしながら、特に、高齢者、さまざまな身体障害者、加齢による体力の衰えを考慮する場合の判断基準などを中心に学習する。
§4-1 高齢者のための住環境整備の知識
§4-2 近隣公害の基礎知識
§4-3 独居者への防犯対策アドバイス
【第4分野】高齢者・独居者の快適な住居の基礎知識
【第5分野】独居者の健康生活の基礎知識
独居者が陥りやすい不規則な食生活による健康被害を避け、栄養バランスのとれた食生活が営めるよう、適切なアドバイスを行うための知識を学習する。また、独居者は周囲からの孤立に起因する精神の不安定さから、さまざまな問題を引き起こす。そうした事態を避け、独居者が健全な生活を続けられるよう、適切な見守りを行うための基本的な知識を学習する。
§5-1 独居者の食生活への留意点
§5-2 独居者の健全な精神を守るための基礎知識
§5-3 独居者が衛生的な生活環境を保つための基礎知識
【第5分野】独居者の健康生活の基礎知識
【第6分野】さまざまな保険制度関連の基礎知識
介護保険制度の概要を知り、その申請手順、判定基準、各種の介護サービスの分類、ケアマネージャーの役割と権限についての、大まかな知識を学習する。また、関連するさまざまなカウンセリング資格者の役割と職能について理解し、それぞれの職種で用いられる用語を心得ておくことなどで、容易に連携ができるようにする。
§6-1 介護保険の基礎知識
§6-2 精神・保健関連の基礎知識
§6-3 関連職種で使用される用語の基礎知識
§6-4 人体各部位の名称
【第6分野】さまざまな保険制度関連の基礎知識
【第7分野】福祉制度および関連法規の基礎知識
「福祉六法」と呼ばれる「生活保護法」「児童福祉法」「身体障害者福祉法」「知的障害者福祉法」「老人福祉法」「母子および寡婦福祉法」の考え方を大まかに学び、それらが大切にしていることと、住環境との関係について学習する。また、独居生活者との無用のトラブルを避けるため、「個人情報保護法」「住居侵入罪」「成年後見制度」「遺産相続」などについて学習する。
§7-1 「生活保護法」抜粋
§7-2 「児童福祉法」抜粋
§7-3 「身体障害者福祉法」抜粋
§7-4 「知的障碍者福祉法」抜粋
§7-5 「老人福祉法」抜粋
§7-6 「母子および寡婦福祉法」抜粋
§7-7 トラブルを回避する・調整するための基礎知識
【第7分野】福祉制度および関連法規の基礎知識